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チャールズ国王は76歳の誕生日を迎え、食料貧困プロジェクトを支持。

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キリスト教徒が多い国ではクリスマス前になると、チャリティーイベントが多く開催されますが、チャールズ国王は食料貧困に苦しむ人々に余剰農産物を配布するプロジェクトの一環として、ロンドン南東部に新たな拠点を開設した。

国王は誕生日を労働の日として扱い、捨てられてしまう食料の有効活用を目指す「コロネーション・フード・プロジェクト」の1周年記念日にデプトフォードを訪れた。

国王は、旗を振って声援を送るボランティアたちに迎えられた。その後、小学生のグループがハッピーバースデーを歌い、手作りのカードを贈った。

バッキンガム宮殿近くのグリーンパークとロンドン塔では、君主の誕生日を記念して儀式的な砲撃が行われた。

これまでのところ、コロネーション・フード・プロジェクトは940トンの余剰食品を救済しており、これは224万食分に相当すると見積もられている。

さらに1,900トンがプロジェクトのパートナーから寄付され、これは450万食分に相当する。

フェリックス・プロジェクトやフェアシェアなどの慈善団体は、デプトフォードの新しいハブから食料を集め、個人やコミュニティ・グループを支援するために持ち帰ることができる。

食品はスーパーマーケットやケータリング業界などから提供され、売れ残った良質の製品を無駄にするのではなく、食料の貧困に直面している人々を支援するために使用される。

国王は 「”surplus food festival”余剰食品フェスティバル 」に出席した。

国王は、新しいハブの恩恵を受けるペッカムのライ・オーク小学校の子どもたちと同席し、給食について尋ねたり、彼らが楽しんでいる食べ物について話を聞いた。

誕生日は休めるのかと尋ねられ、国王は「まだちょっとね」と答えた。会話の最後に、国王は言った。「楽しいクリスマスをお過ごしください」

彼はマージーサイドのノーズリーに2つ目のハブをオープンし、「そこにいる皆さんによろしくお伝えください。彼らの目覚ましい活躍に大きな変化をもたらすことを願っている。」と国王は締めくくった。

そして、両ハブのプレートを除幕した。

来年にはさらに3つのハブがオープンする予定で、英国全土に最大10カ所のネットワークを構築するために1500万ポンドが集められる。

水曜には、英国人監督リドリー・スコットの新作『グラディエーターII』のプレミアに出席した。

カミラ王妃は胸の感染症から回復中のため、試写会を欠席した。

「快方に向かっていると思いますが、このようなことにはいつも少し時間がかかります」と、火曜日に行われたブッカー賞候補作家のレセプションで女王は語った。

国王は癌の治療を続けているが、仕事に集中し続けたい、と王室の側近は語っている。

王位に就いてからまだ2年しか経っていないが、現在、英国で6番目に長生きしている君主である。

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