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バンクシー最新作【2021年8月】イギリス南東部の海岸でバンクシーは新たに10作品のアートを公開しました。さてその場所とは。。全て調べてみました。

バンクシー

覆面アーティストのバンクシー(banksy)が英国南東部の海岸で、新たに10個の作品を公開しました。彼はそれを証明する為に、Instagramにて映像を公開しています。

そして、公開された作品の所在する各自治体はこの作品を保護することを決定し、すでにアクリルカバー等の劣化防止処置を行っているとのことです。

さて、そうなると何処に?どんな?作品が所在するのか興味がわきますよね?そこで、グーグル検索を駆使して場所を特定してみました。

2024年8月最新作もみてね!

バンクシー(banksy)最新作その1【2024年8月】ロンドンで9作品のアートを公開しました。すべて住所調べてマップ公開しています。(第1~5弾分掲載)
追記:8月10日に第6弾、8月11日に第7弾、8月12日に第8弾、8月13日に第9弾が公開されたため2ページ目を追加しました。(当ページは第1~5弾掲載) 覆面アーティストのバンクシー(banksy)がロンドン西部のリッチモンドとチェルシー

ロンドンでバンクシーを見るなら下記ブログを見てね!

ロンドンでバンクシー巡りお勧め5選!バンクシー(Banksy)アートが鑑賞できる場所行ってきました!見れなくなる場所もあるのでお早めに!
英国はブリストル出身の覆面アーティスト、バンクシー(Banksy)は、1990年頃からブリストルで活動を開始したと言われています。今では世界中で彼のストリート・アートが注目を浴びていますが、ロンドンはもっともバンクシー(Banksy)の作品...
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バス停の屋根で踊る老夫婦とアコーディオン奏者

バス停の上でアコーディオンを演奏している男性と、その演奏で楽しそうに踊る老夫婦とが描かれています。アコーディオン奏者はストリートミュージシャン風で、老夫婦は1960年代風ファッションにドレスアップされた紳士淑女と言った感じです。

場 所

住所:Great Yarmouth NR30 3DR,Norfolk,UK(ノーフォーク州グレート・ヤーマン)

作品のほとんどはノーフォーク州(一部サフォーク州)に存在し、主に海岸通りに面していますがこの作品は、海岸から500m程度入った住宅街のバス停にあります。恐らく人気のない深夜に時間をかけて作成したと考えられるような、大掛かりで手の込んだ作品に仕上がっています。

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

ゴミを漁るかもめ

この作品も大きく時間をかけて描かれたと想像します。現場にあるごみのバケツをうまく利用した大作だと思います。

場 所

住所:32B Denmark Rd, Lowestoft NR32 2EQ UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

砂の城を作る為に道路のタイルをバールで剥がす少年

どうなんでしょう?道路壊してます。写真の砂の山は崩れていますが、元々砂の城が作られていたそうです。

場 所

住所:Goodwin Cowley Solicitors, 127 London Rd N, Lowestoft NR32 1LZ UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

We’re all in the same boat

「We’re all in the same boat(俺たちゃ皆同じボートに乗ってるんだよ)」

場 所

住所:Bridge Rd, Oulton Broad, Lowestoft NR33 UK

Nicholas Everitt Park(ニコラス・エバリット・パーク)内に書かれているのですが、詳細な場所は分かりませんでした。小川が流れるレンガで出来た橋の側壁に描かれているみたいです。

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

カクテルを飲みながらデッキチェアに寄りかかったネズミ

ネズミを使ったバンクシーらしい作品です。風刺というよりもちょっとした落書き程度ですかね。

場 所

住所:NR32 4PQ Lowestoft, UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

但し、現在は何者かによって白塗りされ作品を見ることは出来ません。自治体は作品に上書きした犯人を捜しているとか。バンクシーは器物破損にならなくて、消した人は犯人扱いとはなんとも皮肉ですな。

ごみ処理場のクレーン

ごみ処理場に設置されているクレーンが描かれています。「このベンチに座ったら焼却処分されてしまうよ」てな感じですかね。

場 所

住所:The Poplars, 77 Avondale Rd, Gorleston-on-Sea, Great Yarmouth NR31 6DJ UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

この作品も上書きされ、”Banksy Collaboration Emo”との文字と共に6匹のテディベアが描かれ、クレーンゲームを模した風刺になっています。面白いのですが誰にでも思いつきそうなセンスなのでバンクシーの思いとはちょっと違うような気がします。個人的な意見ですが。

 

Go Big or Go Home

Merrivale Model Village(メリベール・モデル・ビレッジ)と言うミニチュアタウン内に製作されました。Merrivale Model Villageは有料観覧施設で、柵もあり入場者も必ずいるような施設です。そして作品がかかれたミニチュアの馬小屋は膝より小さい感じがしますから、スプレーでこの大きさの文字を書くのも至難かと。それにミニチュア馬小屋は柵に囲まれて一般見学者が入れないようになっています。どうやってこんな大胆なことが出来るのか謎です。
施設内の設備を破壊している感じがして、この作品は個人的にはどうも好きになれなくて。。。(でも見たいです(-_-;))

ミニチュア馬小屋に「GO BIG OR GO HOME(大胆になれ、さもなければ家に帰れ)」文字がスプレーされ施設に対して馬鹿にしているような感じがするんですよね。。。

それでも、Merrivale Model Villageを運営する自治体はこの作品を保護することを決め、現在アクリルカバーがかかっています。

場 所

住所:Marine Parade, Great Yarmouth NR30 3JG UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

宿を借りに来たヤドカリが「高級品のみ」の看板を持ったヤドカリに、びっくりしている

ヤドカリが本当に宿をレンタルする?と日本語ではジョークに聞こえるのですが、ヤドカリは英語で「hermit crab」なのでrentalの文字はジョークにかかっていませんよね。英語ネイティブの方はどの様に風刺されているのかな?見た絵のままなのでしょうか。

場 所

住所:MacDonald Rd, Cromer NR27 9AS UK

この作品は場所の詳細は確認できませんでした。恐らくこの近辺ですが、ストリービューの画像は2018年でして現在の写真とは若干防波堤の仕上がりが違うので自信がありません。詳細が分かれば更新します。

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

飲物に気を取られて、膨らませすぎたゴムボートによって少女が吹き飛ばされてしまう

ゴムボートを空気入れで膨らませている男性が、飲み物に気を取られて、膨らませすぎて少女が吹き飛ばされているのに気づかない風刺ですが、この作品の趣旨が分からないです。どういった風刺なのかご存知の方いましたらコメント頂けたら幸いです。

場 所

住所:Gorleston-on-Sea, Great Yarmouth NR31 6BT UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

現在は、削除されて、バンクシー公式サイトからも削除されています。それは2018年ここゴレストオンビーチで3歳の少年が、空気式のトランポリンで遊んでいたら、破裂して死亡してしまった事故が発生しているとの事です。非常にセンシティブな問題であり似たようなシチュエーションを描くのは人々の心を傷つけることになると判断したのでしょう。自治体は復元するか、しないかを検討しているそうですが、今後新しい情報があったらお伝えしたいと考えています。

ソフトクリームを舐めるキングスリン市長

現在ソフトクリームと舌は取外され、ソフトクリームは自治体が保管しています。舌は無くなってしまったそうです。自治体は今後このソフトクリームをどうするか検討中だそうです。ですから見に行ってもバンクシーの影はありません。

場 所

住所:56-57 A148, King’s Lynn PE30 5QJ UK

作 品

(BBC newsサイトからのリンク)

以上が今回発表された10作品です。すでに消されてしまったものもありますが、バンクシーの風刺センスを尊敬していますので、コロナが収束したら是非訪れてみたいと考えています。

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