追記:8月10日に第6弾、8月11日に第7弾、8月12日に第8弾、8月13日に第9弾が公開されたため2ページ目を追加しました。(当ページは第1~5弾掲載)
覆面アーティストのバンクシー(banksy)がロンドン西部のリッチモンドとチェルシー、ショーディッチ、ペッカム等ロンドン各地にと9個の作品を公開しました。彼はそれを証明する為に、Instagramにて画像を公開しています。
第6弾~9弾は下記のページを見てね!
バンクシーは9日連続で新作発表
8月5日:ヤギ1匹
8月6日:ゾウ2頭
8月7日:サル3匹
8月8日:オオカミ1匹
8月9日:ペリカン2羽
8月10日:ネコ1匹
8月11日:ピラニア多数匹
8月12日:サイ1頭
8月13日:ゴリラ1頭、アシカ、鳥
9日連続の発表で、3日目までは1日毎に動物が増えていく連作だと推測されていたが、4日目は1匹なのでちょっとがっかりしたファンも多かったはず。 しかしその後も増え続け憶測や思想等ファンをわくわくさせた9日間であった。
インスタグラムでも作品のコメントは無く、何を意味して描いたのかをファンは(X)でポストしておりいろんな解釈が氾濫しています。今後もこのストリート・アーティストがロンドンのアートシーンに残した最新の貢献の背後にある意味は、間違いなく真剣に議論されるだろうとマスコミは報道しています。
第1弾:ヤギ
ブリストルを拠点に活動するストリートアーティストのバンクシーは、インスタグラムに新シリーズの写真を数枚投稿しました。8月5日に公開されたシリーズ第1弾は、ロンドン南西部のキュー・ブリッジ付近の民家の壁に、岩棚にヤギが乗っかりとまっており、岩の破片が下に落ちている彼独特のステンシル・スタイル描いた作品です。また防犯用CCTVカメラがヤギの方向に向けられており、バンクシーが意図してした行為だと判断されています。
地図
場所はロンドン中心部とヒースロー空港の中間に位置するリッチモンド地区のキュー・ブリッジ南側です。
第2弾:ゾウ
ヤギが描かれた翌日に第2弾として民家の壁に描かれた白い窓の絵に2頭のゾウを追加で描かれた。2頭のゾウが互いの鼻を伸ばして愛を育むようなシルエットに見えますね。
地図
チェルシーのエディス・テラスとエディス・グローブの交差点にある家の側面の、2つの塞がれた窓のように見える部分に描かれている。
第3弾:サル
ロンドンで3つ目の動物をテーマにした作品は、8月7日にショーディッチ・ハイ・ストリート駅近くの鉄道高架壁に電線(ワイヤー?)サル3匹がぶら下がっている作品をステンシルで描いた。
この時からマスコミは「ロンドンの動物園」シリーズと題名をつけて意図や意味を評論するようになり、(X)ではファンの憶測やコメントが沢山飛び交うようになってきました。
地図
ショーディッチ・ハイ・ストリート駅 ブリック・レーンの橋を揺れながら渡る3匹の猿を描いたもので、ほど近いグリムスビー・ストリートの近くで水曜日に公開された。
第4弾:オオカミ
8月8日には平屋建て商店の屋根に取り付けられた衛星放送用のパラボラアンテナに遠吠えするオオカミ1匹が同じくステンシルで描かれました。しかし残念ながら沢山の見学者がいる中で、3人組の窃盗団にあっという間に盗まれてしまいました。犯人は白昼堂々と動画撮影されている中、梯子によじ登り、アンテナケーブルを切断してパラボラアンテナ毎盗んでいきました。2日たっても犯人が逮捕された報道はありません。ですから現在この作品を見学することはできません。
地図
ロンドン中心部より6km南のペッカム地区のライ・レーン通りにある商店の屋上に描かれていました。
第五弾:ペリカン
8月9日には第五弾としてフィッシュ&チップスレストラン看板上にペリカン2匹が魚を飲み込む作品が登場しました。
地図
ロンドン北東部のウォルサムストー地区にあるボナーズ(bonners)と言うフィッシュ&チップスレストランの看板にステンシルで描かれました。
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