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バンクシー(banksy)最新作その2【2024年8月】ロンドンで9作品のアートを公開しました。すべて住所調べてマップ公開しています。(最新版更新済み)

バンクシー

覆面アーティストのバンクシー(banksy)がロンドン各所に新たに9個の作品を公開しました。彼はそれを証明する為に、Instagramにて画像を公開しています。

第1弾~5弾は下記ページをみてね!

バンクシー(banksy)最新作その1【2024年8月】ロンドンで9作品のアートを公開しました。すべて住所調べてマップ公開しています。(第1~5弾分掲載)
追記:8月10日に第6弾、8月11日に第7弾、8月12日に第8弾、8月13日に第9弾が公開されたため2ページ目を追加しました。(当ページは第1~5弾掲載) 覆面アーティストのバンクシー(banksy)がロンドン西部のリッチモンドとチェルシー

バンクシーは9日連続で新作発表
8月5日:ヤギ1匹
8月6日:ゾウ2頭
8月7日:サル3匹
8月8日:オオカミ1匹
8月9日:ペリカン2羽
8月10日:ネコ1匹
8月11日:ピラニア多数匹
8月12日:サイ1頭
8月13日:ゴリラ1頭、アシカ、鳥

9日連続の発表で、3日目までは1日毎に動物が増えていく連作だと推測されていたが、4日目は1匹なのでちょっとがっかりしたファンも多かったはず。 しかしその後も増え続け憶測や思想等ファンをわくわくさせた9日間であった。

インスタグラムでも作品のコメントは無く、何を意味して描いたのかをファンは(X)でポストしておりいろんな解釈が氾濫しています。今後もこのストリート・アーティストがロンドンのアートシーンに残した最新の貢献の背後にある意味は、間違いなく真剣に議論されるだろうとマスコミは報道しています。

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第6弾:ネコ

8月10日に公開された作品は、 ヨガの「猫のポーズ」と言われるシルエットのネコが描かれています。意図や意味は分かりません。(X)ではファンの憶測が飛び交っています。この作品は盗難防止のためなのか(?)、警察立会いの下所有者が解体して保管したそうです。今後この作品がどのような形で公開されるかわかりませんが、現在この作品は見学することはできません。

地図

ロンドン北西部のクリクルウッド地区エッジウェアロード沿いにある使われなくなった看板。

下記画像は2022年7月の看板の様子(グーグルストリートビューより)

バンクシーのソーシャルメディアへの投稿は、この作品が本物であることを確認するようなものだった。彼は写真にキャプションをつけなかったが、この決断がネット上でその意味についての憶測を呼んでいる。

第7弾:ピラニア

バンクシーはロンドン警視庁のガラス製のポリボックスに、ポリボックスを水槽に見立て、半透明のスプレー塗料で泳いでいるピラニアを多数描いているアートを公開しました。

バンクシーのインスタグラムにてこの作品を公開したことにより、ロンドン行政はこのアート作品の周囲にバリケードを設置した。

ロンドン市の行政機関は新しい芸術作品を「保存」するための選択肢を検討中であると述べた。

 

地図

ロンドン中心部にあるセントポール大聖堂やオールド・ベイリー裁判所近くのラドゲート・ヒル通りに設置されたポリボックスです。

グーグルストリートビューでのアート公開前の様子

第8弾:サイ

もはや恒例となったバンクシーの連日のアート公開はロンドン市民の楽しみの一つとなっています。8日目の今回は放置されて廃車になった乗用車をまるでメスの様に見立てて(ボンネットに三角コーンがのっているので)、交尾するようなサイを描きました。リアタイヤが潰れているのでサイが乗っかっているリアル感がありとても面白いですね。

地図

ロンドン東側のグリニッジ天文台の近くにある工業地帯チャールストン地区のウェストムーア通りに描かれました。対岸にはロンドンシティ空港があります。

下記グーグルストリートビュー画像の様に、この地域は昔から廃車になった放置自動車が多数ある地域みたいですね。

第9弾(最終話):ゴリラ

9日目となる8月13日は「London Zoo」(ロンドン動物園)のシャッターに描かれていました。シャッターをゴリラがこじ開けて、アシカと鳥が逃げ出しているアートです。また奥には3匹分の目がありこれから逃げ出すのか、とどまるのかを思案している風に見えます。BBCがバンクシーのチームに確認した最新情報によれば、シリーズの「最新にして最後となる壁画」であるという事です。

ロンドン動物園の広報担当者は「素晴らしいアートである」とコメントし、この作品が今後も保存されるだろうと述べています。また、同園のマネージャーであるダニエル・シモンズは「バンクシーはロンドンの一部となった。彼のキャリアを今後象徴することになるだろう。シリーズの最終作をロンドン動物園に残したことは、本当に素晴らしい」とコメントしています。

作品が描かれたシャッターはすでに保護のための囲いが設置され、警備員が配置されていおり、人々が作品を楽しめるよう、通常、開園時には開けられるこのシャッターを閉めたままにする予定だと。「この作品が天候によって傷むのだけは避けなければなりません」と述べ、作品を保護するために今後、保護ガラスの設置も検討すると報道されている。

地図

ロンドン中心部にあるリージェンツ・パーク(The Regent’s Park)内のロンドン動物園(London Zoo)入口シャッター描かれています。有名観光地なのでバンクシーアートの取り扱いには慎重になると考えています。

下記画像はグーグルストリートビューより抜粋した以前のシャッター

2024年3月の作品

バンクシーはロンドン北部のフラットの壁に木の壁画を制作した。壁画の手前にある大きく剪定された裸の木を透かして見ると、その背後の壁には緑色の塗料が吹き付けられ、葉があるように見える。

地図

ロンドン中心部より5km北にあるフィンズバリー・パーク地区の集合住宅壁面に描かれています。

Banksy: Artist confirms new London tree mural is his own work
The street artist uploaded before and after pictures of the artwork to Instagram on Monday.

ストリートアーティストは月曜日に、フィンズベリー・パークの壁画のビフォー・アフターの写真をソーシャルメディアにアップロードした。
切り戻された木の後ろの壁に、葉のように見える緑色のペンキがスプレーされ、その横にスプレーを持つ人のステンシルが描かれている。
ある地元の人は、自分たちの通りが選ばれたことを「誇りに思う」と語った。
「私たち住民への個人的なメッセージのように感じられ、とても誇りに思います」と、壁画の通り沿いに住むワニャ・セラーズさんは語った。
元労働党党首のジェレミー・コービンは、自身の選挙区であるイズリントン・ノースで作品を見ることができて「嬉しい」とPA通信に語った。
「バンクシーが、もう少し緑が必要なフィンズベリー・パークに来てくれた。私たちは国内で最も人口密度の高い選挙区であり、私はただただ喜んでいます」と同議員は語った。

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