昔からイギリスは食事がまずいと言われており、イギリスで美味しい食事をしたかったら、”ブレックファースト”を朝昼晩三食食べるしかない!とゆうジョークもあったぐらいです。最近は多国籍な文化の融合でレストランは勿論、一般家庭でも料理を楽しむ家庭が増えたせいで、「イギリスは食事はまずい」と言う風潮は無くなったと感じています。
そんな意味で有名なトラディショナルイングリッシュブレックファーストが文字通り、朝昼晩三食食べれるのがThe Breakfast Club(ザ・ブレックファースト・クラブ)です。
The Breakfast Club(ザ・ブレックファースト・クラブ)は、ロンドンでは超人気店で、ロンドンに10店舗以上あるあるチェーン店です。場所によって店内の色や内装は違うのですが、基本的には80年代を意識したレトロポップな雰囲気で、若者に人気でいつも行列が出来るレストランです。
場所・アクセス
今回利用した店舗はIslington(イズリントン)特にあるAngel(エンジェル)店です。
住所:31 Camden Passage, The Angel, London N1 8EA イギリス
最寄り駅:地下鉄 エンジェル駅 徒歩5分
URL:https://thebreakfastclubcafes.com/
メニュー
メニューは公式WEBページでご確認お願いします。
トラディショナルイングリッシュブレックファーストは左上の「The Full Monty」£11.5が該当します。これにアメリカンコーヒーが£2.75なので小計:£14.25。それにサービスチャージが12.5%ですからプラス£1.78で合計:£16.03でした。日本円で¥2,244-(1£=140円)と朝食にしてはなかなかの金額になります。ホテルの朝食料金より高くなってしまいますね。
今回は一番高いトラディショナルブレックファーストのThe Full Montyを注文しましたが、簡単な卵とトーストだけとか、ワッフルやパンケーキ、サンドイッチにハンバーガーもあり、朝食を売りにしているレストランですが、メニューは豊富です。
トラディショナル・ブレックファースト
私が知っているトラディショナルイングリッシュブレックファーストとは、最初にシリアルとミルク(割るための)にオレンジジュースが出てきて、食べ終わったらワンプレートで薄いトーストに、焼いたトマトと、カリカリベーコンにマッシュルームとベイクド・ビーンズに合わせてティーが提供されるのがスタンダードな朝食です。地域によって出てくる食材は違いますが、品数豊富な朝食がイギリスの特徴だと思っています。
上記写真は今回注文したThe Full Montyです。薄いトーストに、ベイクド・ビーンズ、焼いたトマト、マッシュルームにブラック・プティング、角切りチップス(フライドポテト)ソーセージにカリカリに焼いたベーコン、卵2個使った目玉焼き(卵料理は選択できます)と沢山の種類がワンプレートで出てきます。
人気店だけあってどれも美味しく、特にマッシュルームの味付けが良かったです。じつは私これを食べきれなかったんです。(-_-;) 見ての通り量が多く、料理の質も重いものだったのでお腹いっぱいになりました。
今回の旅行で、The Breakfast Club(ザ・ブレックファースト・クラブ)を訪問したのは1回だけですので、他のメニューの評価は出来ませんが、SNSの写真を見るかぎりどのメニューも、量が多くしっかり食事できる印象です。
イギリス旅行中ホテルで朝食(ブッフェ形式)を食べた時も、今回注文したThe Full Montyに出てくるメニューが全て用意されていたので、イングリッシュブレックファーストはこの一皿で全て楽しめると考えます。
店 内
店内はクラシックな内装で落ち着いた感じの調度品でした。座席数も10テーブル程度あります。入店したのは開店直後の10時頃でしたが、すぐに満席になり、退店する時には一組の待ちがあったくらい人気店でした。
場所も最近ロンドンっ子に人気のカムデン・パッセージにあるので立ち寄りやすいですよね。

今回は朝食と考えると価格は高かったですが、物価の高いロンドンのホテルで朝食を頂くとそれぐらいかかりますし、旅行の思い出として人気のレストランで朝食を頂くのもたまにはいいのではないかな!
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