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大谷翔平選手、野球に関心のない英国でもスーパースターとしてニュースになる。珍しいので記事にしてみました。

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英国国営放送のBBCでの題名は「彼は野球の顔だが、今は世界的スタートなった。その理由は」でした。英語のニュアンスはこんな感じだと思います。そして、
世界のスポーツ界で最も高額な契約を結んでいるのは?リオネル・メッシ?クリスティアーノ・ロナウド?レブロン・ジェームズ?。メジャーリーグを見ている人なら、答えは大谷翔平だとわかるだろう。

この30歳は4年連続でMLBのオールスターに出場している。この日本人スーパースターは、今シーズンはさらなるレベルに到達した。

12月にロサンゼルスをエンゼルスからドジャースに移籍した後、彼はこのシーズンでアメリカのスポーツファンの記録的な想像力をかきたて、そしてそれはまだ終わっていない。

土曜日に行われるディビジョンシリーズで、大谷はついにポストシーズンデビューを果たす。

ここでは、大谷がいかにして野球界の伝説となったか、そしてなぜ彼が世界的スターダムの頂点にいるのかを紹介しよう。

ベーブ・ルースでさえなしえなかったことをする大谷が注目される第一の理由は、彼が二刀流選手であることだ。2021年、彼は打者としても投手としてもオールスターゲームに選出された最初の選手となっり、野球の歴史上、二刀流選手は過去に存在しているが、両方の分野で同時にエリートになったのは大谷が初めてである。

「野球が好きな理由』の著者、ジョー・ポズナンスキーは言う。

「ベーブ・ルースは投手としてキャリアをスタートさせ、最終的に最も偉大なホームランバッターになった。」

二刀流選手は日本では一般的で、大谷は母国で5年間プロ野球選手として腕を磨き、その後アメリカに渡った。(この記述は間違っていますね。日本は、過去から現在に至るまで彼以外に存在しませんでしたよ。)

2008年のワールドシリーズ優勝者チェイス・アトリーは言う。「彼が日本でプレーしていた頃、スカウトと話したことを覚えている。”大谷は本当にリスペクトさせる男だ。この男は今まで見た中で断然最高の選手だ”」と彼は言った。

「一つの技術に秀でるには、多くの時間と努力が必要だ。彼が両方で圧倒しているという事実は理解しがたい」。

そして大谷翔平の契約金はについても紹介されている。大谷は2018年シーズン前にエンゼルスに入団し、アメリカン・リーグの新人王に選ばれた。怪我で中断したシーズンもあったが、大谷は2021年と2023年にアメリカンリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれ、2022年にはおしくも第2位でした。

その後フリーエージェントとなり、ドジャースと7億ドル(当時のレートで約1000億円)の10年契約を結んだ。5月、『フォーブス』誌外部は、マンチェスター・ユナイテッドの元サッカー選手ロナウドが過去12カ月で最も高額な報酬を得たスポーツ選手だと伝えた。しかし、大谷の契約総額はロナウド、メッシ、アメリカンフットボールのクォーターバック、パトリック・マホームズよりも大きい。

『フォーブス』誌によると、大谷のプレー以外の収入はプレーのみでの収入の2倍以上の6,000万ドル(4,520万ポンド”約90億円)。これ以上の収入を得ているのは、メッシとバスケットボールのスター、レブロン・ジェームズとジャンニス・アンテトクンポだけである。(この内容も日本で報道されている内容と違いますね。英国ではあまり情報が無いのでしょうね)

ジェームスと大谷は今年、ファナティクス・コレクティブルズのトップスと長期トレーディングカード独占契約を結んだ。同社のトレーディングカード担当責任者であるデビッド・ライナーは、大谷の人気は「一生に一度の選手」であることだけではないと説明する。

彼は本当に好感の持てる男だ。「彼はフィールドで懸命に働き、このスポーツの素晴らしい顔です。彼は野球を超越している」。

大谷は私生活には厳しく、2月には「典型的な普通の人」と結婚したという衝撃的な発表をし、その2週間後にはインスタグラムで写真を公開し、妻の素性を明かした。

また、8月の試合では愛犬デコピンに始球式でのパフォーマンス訓練をさせ、今年のオールスター戦ではブーツやスーツの裏地に愛犬の写真を貼らせたこともある。

さらに注目すべきは、大谷が肘の手術のためにシーズンを通して登板していないにもかかわらず、その機会を利用して自分のゲームに新たな一面を加え、数え切れないほどの記録とパフォーマンスを新たな偉業を加えていることだ。

昨年までの最大シーズン記録は、本塁打数は46本、盗塁数は26個。大谷がこれらの目標を追い求めるとき、MLBのウェブサイトにはデータサイトがあった。

野球は非常に統計的なゲームだ。他のどのスポーツよりも数字を大事にするのは楽しいことだし、彼は毎日何らかの新記録を打ち立てているようだった。

大谷は54本塁打と59盗塁を記録しただけでなく、同一シーズン中に両カテゴリーで50本塁打ー50盗塁以上を達成した初の選手となった。「ショットタイム 」のニックネームを持つ彼は、間違いなく史上最高のバッティングパフォーマンスで、見事にその偉業を達成した。

「今年はピッチャーとして投げることができなかったので、バッターとして我々の度肝を抜いた」とポスナンスキーは付け加えている。「ホームランを打つには大きなパワーが必要で、盗塁には大きなスピードが必要だ。両者は正反対だ」。

アトリーは、大谷は「本当にすべてをこなすことができる」と言う。

「彼は誰よりも遠くにボールを打ち、フィールドで最も速いランナーであり、時速100マイル以上で投げることができる。人間には不可能に思えることだが、彼にはそれができる。」

大谷がエンゼルスに在籍した6年間はプレーオフに進出できなかったが、ポストシーズンの常連チームのドジャースに加わった。ドジャースは過去7度のワールドシリーズ制覇を達成している。

大谷は、2024年から2033年の間に支払われる7億ドルの契約のうち、6億8000万ドル(当時のレートで約970億円)を繰り延べることを決め、ドジャースが競争力のあるロースターを維持できるようにした。

ドジャースは12年連続でプレーオフに進出しており、6年間エンゼルスに在籍していた大谷は現役選手の中で最長のプレーオフ出場なし記録である866試合に終止符を打つことになる。

日米で絶大な人気を誇る大谷だが、ワールドシリーズでの成功は、彼を世界的スターダムに押し上げ、野球史上最高の選手としての地位を確固たるものにするかもしれない。

ポスナンスキーは言う。「大谷の悩みは、ポストシーズンでプレーできなかったことだ。ワールドシリーズで何か素晴らしいことができれば、レブロンやステファン・カリーのカテゴリーに入るだろう。偉大な選手にはその瞬間があるものだ」。

「今、みんなが大谷翔平がどんな選手か知ることができる。どれだけの若い選手が彼の真似をするのか、興味深い。野球界にとって素晴らしいことだ。」

以上がBBCウェブサイトに記載されて記事です。英国民のほとんどが大谷翔平、もとより野球について全く知らない中、この記事が出たことは日本人にとっても大変光栄なことだと感じています。本当に尊敬してもしきれない選手となっていますね。大谷翔平選手のおかげで毎日のニュースが本当に楽しみです。

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