沖縄のドライブに外せない場所がここ!「ニライカナイ橋」。那覇空港より南下して、南城市知念の国道331号線を東へ走り、吉富交差点から山側へ続く道を少し走ると山側に大きな橋があります。この橋は、ニライ橋とカナイ橋が合わさってニライカナイ橋と呼ぶそうです。橋とトンネルの上にある展望台から見る景色はとても綺麗です。近くをドライブした際は気軽に立ち寄ってみるのも良いでしょう。ニライカナイ橋の頂上付近にトンネルがあり、そのトンネルの上が展望台になっています。
車窓には優美な曲線を描く橋と雄大な太平洋の眺望が映し出されて、その美しさに見惚れてしまうほど、沖縄屈指の人気ドライブスポットとです。
ニライカナイとは(wikipedia引用)
遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。
豊穣や生命の源であり、神界でもある。年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。ニライカナイは「ニライ」「カナイ」の2文節にわけられ、「ニライ」は「根の方」という意味と考える説(伊波普猷説『あまみや考』)が有力である。「カナイ」の解釈には、琉球語に多い韻をとるための無意味な言葉とする説(伊波説)や「彼方」を意味するとする説など諸説ある。谷川健一はニライは根浦、カナイは金浦で金のように堅牢な場所の意であろうという。「儀来河内」の漢字が当てられることがある。
前項の他界概念の呼称として「ニライカナイ」という言い方が広く知られているが、これは「ニライ」の文学的表現で、「ニライ」のほかにも琉球の各地域によって「ニレー」「ニリヤ」「ニルヤ」「ニーラ」「ニッジャ」などさまざまに呼ばれている。
また、梵語で「地獄」を意味する語「niraya」とその音訳字「泥犁」の発音が「ニライ」と類似していること、また同様に梵語で「消える」を意味する「kanaya」が「カナイ」であるとして、ニライカナイは『地獄に消える』の意だとする主張もある。
場所・アクセス
住所:〒901-1400 沖縄県南城市知念知念
アクセス:自家用車またはレンタカーで那覇空港より約25km
:公共交通機関は東洋バスの38号(志喜屋線)で知念小学校前バス停まで行けますが
展望台まで徒歩(登りで約2km)となります。
知念小学校前バス停から人気の観光スポット”斎場御嶽”を見学して、ここまで散歩
しても良いのではないでしょうか。
展望台に駐車場はありません。上記画像の撮影地点より車両進入禁止用ポールがある為に、車両は進入禁止です。そのため下記画像の通り入口付近に路上駐車する必要があります。入口周辺は自衛隊の基地となります。
以前は展望台前まで進入できたのでしょうが、マナーの問題なのか展望台駐車場は閉鎖されていました。訪れた時期はオフシーズンでしたが、レンタカーを利用したアジア系外国人が何台も来ていました。最近はSNS等の発達でマイナーな場所でも海外からの訪問客が多いですね。
トイレも駐車場もない場所ですが、近くに来たら絶対に立ち寄ったほうがいいですよ。
絶 景
眼下に広がる大きく青い海と、南国を感じされる鬱蒼とした緑。橋をドライブしている時よりも、この展望台からの眺めは一層気持ちい良いです。
爽やかな海風にふかれて人のいない海を眺めていると心休まります。
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