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英国南東部ケント州の保護されたヒグマは、国内で初の脳手術成功、順調に回復。

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保護トラストによると、ヒグマのボキは「まだ重体から抜け出したわけではない」が、溜まった体液を排出する手術後は順調とのこと。

この種の手術としては英国初となる脳手術を受けたヒグマは快方に向かっているが、まだ「森から抜け出したわけではない」と慈善団体が発表した。

ボキはMRI検査の結果、水頭症、つまり脳に水が溜まっていることが判明し、水曜日に手術を受けた。

発作とそれに関連する健康問題に苦しんでいた2歳の哺乳類は、手術後目を覚まし、元気にしているという。

ケント州カンタベリー近郊の野生動物公園ワイルドウッド・トラストで、野生動物専門の獣医ロマン・ピッツィが、クマの脳から体液を排出することを目的とした手術を行った。

この種の手術がイギリスで行われたのは初めてのことである。ピッツィは以前、アジアでツキノワグマに同様の手術を行った最初の外科医となった。

ワイルドウッド・トラストは木曜日にこう述べた: 「ボキが目を覚まし、昨日の脳手術の後、期待されたとおりの経過をたどっていることを報告できることを大変嬉しく思います。

「今朝、ロマン・ピッツィとIZVG(International Zoo Veterinary Group)のエリオット・シンプソン=ブラウン獣医に診てもらいましたが、ここまでの回復に満足しているようです。

「ワイルドウッドのチームは、彼が治療に反応していることを確認するために、彼を注意深く監視し続けます。

ピッツィは言った。「いつもと違う、あるいは大きな手術の翌日には、少し神経質になるものだ。ボキには問題を引き起こしかねないことがたくさんあった。どんな動物でも、手術の後は多少の不快感があるものです。でも、彼は明るく警戒心が強く、精神的にも活発で、薬も飲んでいます。ここまでは順調です」。

保護チャリティー団体は、ボキの手術費用と当面のアフターケア費用として、約20,000ポンドを募金している。

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