現在(2018.12)のところUMIDIGIのフラッグシップモデルである、UMIDIGI Z2 PROを購入しましたので性能、特徴をお伝えしていきたいと思います。
今までスマホにそれほど高性能を求めたことが無く、安いスマホをいくつか購入してきましが、今回360°カメラのInsta360 ONE Xを購入して、カメラ撮影や編集にスマホの性能を上げる必要がでてきました。
とはいってもこの間からちょっと散財していまして、高価な物は買えない状態であります。
そんな中で、中華製スマホを物色していると日本では発売されていない高性能機種が沢山あることが分かったんですよ。
android機ではSnapdragon 845搭載機種が最上なのですが、5万円以上は出したくないなと、悩んで考えながら最後に候補をXiaomi Mi 8 LiteとUMIDIGI Z2 PROにしぼり、最終的にドコモプラチナバンド19対応であるUMIDIGI Z2 PROに決定しました。

購入
日本では発売されていない機種だと思ったんですが、国内のアマゾンでUMIDIGI正規代理店?より販売されていましたので、私はアマゾンで購入しました。
お値段なんと28,888円!
海外(中国)での通販も可能です。GEARBESTやbanggood、coolicool、aliexpress等沢山の通販会社で販売されていますが、今回は日本のアマゾンで買ったほうが安かったです。
開封
箱はちょっとこすれが多く、中華品質を感じました。

色はオーロラを選択しています。この頃の製品はこのようなグラデーションが主流ですね。
大きさも前のスマホ(5.5inch)と変わらない大きさで手にすっぽりと収まります。背面のガラス仕上げが高級感を感じます。(安もんですけど・・・・)
同胞品
スマホ本体に予め保護フィルムが張り付けてあり、保護フィルムに張り付けてある出荷時のフィルムをゆっくり剥がせば保護フィルムが剥がれることはないのですが、半分ぺりっとやっちゃって、慌てて剥がしたフィルムを元に戻して気泡を抜くことになりました。
また、保護ケースも付属していましたが、黒い安っぽい物なのでせっかくのガラス質感が台無しとなりますから、私は使用しません。

日本のアマゾンで購入したので、充電器は日本のコンセントに合うプラグ(Aタイプ)が同胞されていたのはラッキーでした。中国の通販で購入するとCタイププラグの充電器になるそうです。

後は高速充電対応のUSB-TYPE-CコネクタにTYPE-Cからヘッドホンジャックへの変換ケーブルのみといたってシンプル。


仕様
充電コネクタはType-Cでワイヤレス充電にも対応しています。
NFCに対応していますが日本ではまだ一般的ではありません。海外ではNFC payが普及していますし、今後日本でもNFC payが普及するので、この先使うことがあると考えます。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 8.1 |
SoC | MediaTek P60 |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 128GB |
MicroSD | 最大256GB |
ディスプレイ | 6.2型/19:9/ノッチあり |
解像度 | 2246×1080/FHD+ |
アウトカメラ | 1600万画素+800万画素 |
インカメラ | 1600万画素+800万画素 |
バッテリー容量 | 3550mAh 15Wワイヤレス充電対応 |
カラー | Gradient Twilight Carbon Fiber Luxury Ceramic |
サイズ | 15.34 x 7.44 x 0.83 cm |
重量 | 165g |
Wi-Fi | 802.11a / b / g / n / ac |
ネットワーク |
2G:GSM B2 / B3 / B5 / B8 |
性能

プロセッサ(SoC)
MediaTek Helio P60を搭載しており、ミドルアッパーレンジと言うカテゴリーに分類されています。AnTuTuのベンチマークテストの結果は下記画像の通りです。左が1回目、右が2回目の結果です。2回連続で実施しましたが、発熱はほとんど感じませんでした。ちなみにiPhone8が約167000、iPhoneXが約240000なので、価格を考えればコストパフォーマンス最上位と言って過言ではないでしょうか。
高性能スマホを使用していないので240000以上のテスト結果が出ている機種とは比較できませんが、個人的にはめちゃくちゃ早いです。サクサク動きます。

メモリ・ストレージ
メモリ6GB、ストレージ128GBとハイエンド機種と同じ容量が搭載されています。特にメモリ6GBは有効でグラフィックを多用する用途(ゲーム、動画等)では快適に動作すると考えます。
また、256GBまでのmicroSDカード対応なのでストレージに困ることはないでしょう。
ディスプレイ
ノッチスクリーンデザインの液晶(IPS)ディスプレイで、解像度は2246×1080とフルHDプラスの高級機並みとなっています。さすがにこの価格ではOLED(有機LED)ではないですが、発色も良くすごく綺麗です。
フロント面のほぼ90%を占有しておりほぼ画面なかんじですね。この機種が見た目3万円以下とは誰も思わないでしょう。
6.2インチディスプレイですが、5.5インチのスクリーンデバイスと変わらないサイズです。フルHD +解像度のIPS液晶画面を使用すると、写真を見たり、ビデオを見たり、ゲームをもっと魅力的にする優れた色域、鮮明で詳細な画像を楽しむことができます。
対応バンド / SIM
海外(中華製)スマホを購入する時の注意点として対応バンドがありますが、当方が使用するドコモのLTEバンドを全て対応しており、今後日本で販売する事が前提ではないかと思ってしまいます。
今でもサブ機として使用しているXperia Z ultraもドコモプラチナバンド19には対応していませんでしたが、4年使用して電波状況が悪かった経験はありませんが、やはり旅行や出張で地方に行った時には安心できる点が購入の決め手となりました。
また、LTEは多数のバンドに対応しているため、海外旅行に行った時には困ることはないと考えています。
バッテリー
3550mAhと大容量を搭載しています。とはいっても最新のスマホはこれぐらいのバッテリーを搭載するのが普通になっていますが、この価格でもこーいった細かい所にも手を抜かない事が気に入っています。
本日3時間程度フルに利用し、ベンチマークやアプリのダウンロードがほとんどですが、20%程度の使用率でした。あれだけプロセッサや画面に負荷をかけておきながらこの持ちは安心しました。
ワイヤレス充電
15Wのワイヤレス充電(QI対応)を搭載しています。個人的に使う予定無いですが、メーカーから専用の充電器が発売されています。
タッチID「指紋認証」
背面(カメラ下)に指紋認証センサーが搭載されています。反応も早く不具合は無いです。ただ、テーブルの上にある場合もち上げる必要があるのでちょっとじゃまくさい時があります。
フェースID「顔認証」
なんとフェースIDまで搭載されています。ほんと高級機と変わらないですね。反応も早く指紋認証より使い勝手がいいです。テーブルに置いたまま電源ボタンを押して顔を近づけると起動するので指紋認証をOFFにしてフェースIDだけを使ってます。
ほんとコストパフォーマンスに優れている。
カメラ
リアカメラは 16.0MP + 8.0MP のデュアルレンズ仕様、samsungセンサー:S5K2P7
フロントカメラは、16.0MP + 8.0MPのデュアルレンズ仕様、 Sonyセンサー:IMX371
フロント、リヤ共にデュアルレンズとなっており、高級機とそん色有りません。
静止画
ブログでは縮小して掲載している為、本来のカメラ性能をお伝えすることは出来ませんが、個人的にはめちゃくちゃ綺麗と感じました。この価格考えると大満足です。
下記画像は4672×3504ピクセルの1600万画素で撮影したものをブログ用に縮小しています。
当日は天気が悪かったので、気持ち良い青空をお届けすることは出来ませんでしたが、好みの発色画像だと思っています。
動画
FHD(1920×1080)撮影が可能なカメラです。一部ブロガー又はレビューアの記事には4Kと記載されていましたが嘘です。
FHDなので4Kアクションカムに比べる映像は2段落ちぐらいの感じですね!詳細はyoutube動画で判断してください。カメラレンズが1/2.8inchなのでGoPro等のアクションカムよりは小さいですがスマホと言うことを考えれば大変優秀だと思います。
サンプルをyoutubeにアップしましたので良かったらご視聴ください。
電子式手振れ補正も搭載しておりサンプル撮影した映像では、手振れ補正は優秀だと感じております。
開封の儀をyoutubeにアップしましたので良かったらご視聴ください。
問題点
発売当初はいろんな不具合が発生していたみたいですが、発売3か月以上たちほとんどが解消されてきています。
ほんの数日使っただけですが、不自由はないです。
動画品質
メーカー公式ページには動画撮影フォーマットは「4K」と記載していませんので、メーカーの責任ではないですが、一部ブロガー又はレビューアの記事には「4Kビデオ」と記載されていました。
それを信じて購入しのですが、実際はFHD(1920×1080)でした。このスペックなのでてっきり4Kだと思い込んでいたので、自己責任ですがちょっとがっかりです。
Wi-Fi 5G不安定問題
Wi-Fi 2Gと5Gを登録するとWi-Fiの接続が不安定になります。家庭内では5Gの方が安定してネットワークにつながるのですが、現在2Gのみを登録しています。
ネットでの口コミやブログを調べてみたのですが同じ現象の方がおられるみたいで対処はもう少し調べて報告したいと思います。
コメント
自分も同じのをamazonで購入したのですが日本での使用は、ダメなのでしょうか?
ブログ閲覧ありがとうございます。
ご質問内容は、「技適」マークの無い製品は国内で使用できない?ではないかと思います。
結論から申し上げますと、国内・海外での購入に関わらず、「技適」マークがない機器を日本で(無線の)使用をすると電波法違反になります。
但し、利用していて処罰の対象になるかと言えば、私が調べた限りそのような事例は見当たりませんでした。
当ブログでは「捕まらないから使っても良い」とは言えません。
利用に際してはご自身でご判断願います。
参考に下記題名のブログを紹介いたします。リンクの許可を取っていませんので、コピペしてググってください。
「技適マークのない機器で無線を使っていたので自首してきた。」
余談ですが2010年5月にソフトバンク社長(当時)の孫さんがアメリカで購入した『iPad』を国内で使用してTwitter等で議論が起こっています。ニュースを引用して記載します。
”アメリカで購入した『iPad』を日本で使用しているとして、電波法違反の疑いがあったソフトバンクモバイル代表取締役社長・孫正義氏。アメリカで発売されている『iPad』には技適マークが刻印されていない事から、日本で無線LAN接続をすると電波法違反になる。
総合通信局に問い合わせをしたところ「技適マークがない機器に関しては、日本で(無線の)使用をすると電波法違反になります。私どもの立場からは使用を控えてほしいとしか申し上げられません」との事だったが、実際のところ問題はないと孫社長が語っている。
孫社長が『Twitter』で言うには「米国産を3Gで使うのは適法ですよ。パケ代高いけど」との事で、無線LAN、つまりWiFiを使わない3Gによる通信であれば問題ないのだという。
つまり孫社長は、アメリカのケータイキャリアと契約をし、その『iPad』を持って日本で使用していることになり、海外でパケット通信をしている事になる。アメリカのキャリアからは、国際ローミング代金として孫社長に請求がいくことになるわけだ。
『iPhone』でさえ海外で使用すると鬼のような高額なパケット料金が請求されるというのに、『iPad』を海外で使用したら、すさまじい金額のパケット代金になるのは目に見えている。さすが、富豪のなせるワザといったところか。”