アクションカムCrosstour CT9500を購入してから色々と撮影していたのですが、使用初期は楽しくて不満は無かったのですが、やはり手振れ補正があると言っても、DIS(電子手振れ補正)では限界があると感じるようになりました。これは他製品も同じ感想で、個人的には高級機のGoPro HERO7であっても手振れによる映像の見づらさは、Crosstour CT9500と変わらないですね。
そんな思いから、後々見ても嫌にならない映像を残したいと思い、ジンバルの購入を決心しました。
購入候補
シンバルと言えばドローンで有名なDJIが思い浮かぶのですが、DJI社はミラーレスやスマホ用モデルのみで、アクションカム用はラインナップにありませんでした。
DJI検索中にZHIYUNと言うメーカを見つけ、製品も安くなかなか使えそうだと思い、候補に挙げて置くことにしました。
次にジンバル専用メーカのFEIYU TECH (フェイユーテック)を検索してみました。さすが専用メーカだけあって多彩なラインナップで購入意欲がわいてきます。やはりFEIYU TECHがいいかな~!後は価格だな~なんて考えている中、見つけたのがHohem iSteady Proでした。
Hohem iSteady Proは国内アマゾンで\12,000-前後で販売されておりサイズも小さく、アクションカムにはピッタリだと思って検索していると、中国通販”banggood”で\8,500-で販売されているではありませんか!この安さに思わずポチッちゃいました。

製品仕様
メーカ :Hohem
型 式 :iSteady Pro
素 材 :高性能複合材料
互換性 :Gopro Hero 7/6/5/4/3、Sony RXO、SJCAM、YI camなど
傾斜角度:320度
ロール角:320度
パン角度:640度
A P P :Hohem Gimset
バッテリー動作時間:満充電で12時間
充電時間:3.5時間
防水機能:なし
重 量 :370g(電池含む)
付属品 :充電コード(microUSB)、ミニ三脚、取説
付属バッグ
最近の中華製ガジェットは、専用バッグが付属してくる場合が多いですね。これはありがたいサービスです。製品がピッタリ収納出来て便利です。
アクションカム取付け
取付けは2本のネジでカメラをステーで挟み込むだけです。
操作方法
初期設定・キャリブレーション
操作は至ってシンプル、特に初期設定は必要ありませんでした。
「もし必要な場合キャリブレーションを実施する」と説明書に記載がありましたが、筆者の購入した製品は電源オンでカメラは水平を維持し、キャリブレーションは必要なしと判断しています。
キャリブレーションは下記画像の様に取付けたカメラを下向きに置き、操作部が水平になるようにグリップを設置します。電源ボタン6秒長押し後、モードライトが3回点滅すれば完了です。
動作モード
1.電源ON/OFF
電源ボタン長押し3秒で電源ON又はOFF
2.ジョイスティック
レンズを向けたい方向にジョイスティックを操作すと、カメラは上下左右に動作します。
3.パンフォロー
モードボタンを1回クリックすると、ハンドルを動かしてもレンズ向きは上下移動せず
固定されます。ハンドルを左右に動かすと動作に合わせ、レンズは左右に移動します。
モードライトが1回点滅します。
4.パン&チルトフォロー
モードボタンを2回クリックすると、レンズの向きはハンドルの動作と連動して移動します
ハンドルを上下左右の動作に追従するモードです。レンズは斜めにはなりません。
モードライトが2回点滅します。
5.オールロック
モードボタンを3回クリックすると、ハンドルを動かしもレンズの向きは変化しません。
ハンドルを上下左右に動作させてもレンズの向きは一定です。
モードライトが3回点滅します。
6.オールフォロー
モードボタンを4回クリックすると、ハンドル動作に合わせ、レンズは全ての動きに追従しま
す。レンズは上下左右斜め全ての角度に動作させることが出来ます。
モードライトが長めに1回点滅します。
7.クイックロック
ホットキーを下にずらせば一時的に、カメラ位置がオールロックモードになります。
ホットキーをセンターに戻せばオールロックモードは解除されます。
スマホ用アプリ”Hohem Gimset’APP”
スマホからiSteady Proを操作出来るアプリも存在します。
単にジンバルの動きやモード設定だけなので、本体のスイッチで出来ることがスマホで操作できるだけです。あまり利用価値は無いと思いますが、三脚利用時に遠隔操作する為だけのものですね。
機能
レビュー用に使ってみましたがこの価格でこれだけの動作が出来るとは驚きです。初めてのジンバルなので比較できませんが、youtube等を見るがり高価な機種と遜色無いのではと感じています。
価格が安い分耐久性に問題が出てくるかもしれませんが、新製品が続々と出てくる市場なのでそこは割り切るしかないですね。
撮影した動画を鑑賞していても撮影がうまくなった気分になり映像がとても見やすいです。
本当にコストパフォーマンスに優れた製品ではないかと感じています。
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