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ロンドン観光で絶対外せない場所!グリニッジ天文台で世界標準子午線をまたごう!見どころ満載のグリニッジを紹介します。

ロンドン

グリニッジ標準時として有名なグリニッジ王立天文台は、1675年にチャールズ二世によって設立されました。

クイーンズハウスと国立海洋博物館を見下ろす急な丘の頂上にあるグリニッジ王立天文台は、世界遺産でもある”海事都市グリニッジ”のグリニッジ公園内にあります。その為、グリニッジは歴史のある建物も多く、旧王立海軍大学(The Old Royal Naval College)、国立海洋博物館(National Maritime Museum)等、天文台以外にも見どころ満載ですので、ロンドン観光に来たなら絶対外せない場所です。

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場所・アクセス

住所:Blackheath Ave, Greenwich, London SE10 8XJ イギリス

アクセス:リバーバス-ウェストミンスターピア(ビッグベン近隣)からグリニッジピアまで約50分、グリニッジピアから天文台まで徒歩約20分
     DLR-地下鉄バンク駅よりグリニッジ駅まで約21分、グリニッジ駅から天文台まで徒歩約20分

リバーバスについては下記ブログを参照願います。

ロンドンの水上バス(リバーバス)でグリニッジまで行って来ました。公共交通機関なのに観光に利用できるテムズ川クルージングは最高!
ロンドンは公共交通機関が充実していて、移動には困らないですよね!そのなかでも特異な存在としてリバーバス(River Bus)も忘れてはいけません。リバーバス(River Bus)は、公共交通機関として市民にも使われる料金が安いコミューターサ

道 順

グリニッジ王立天文台は、グリニッジパーク(Greenwich Park)内の丘上にあります。アクセスがリバーバスでもDLRでも、公園入口までの距離は変わりません。公園入口からは約1km程度となります。上記鳥観図には青と赤でルートを示しましたが、距離的には赤のルートが短いですが、坂の上りがきついので、個人的には青のルートをお勧めします。

公園入口までは商店街もあり、散策も楽しいです。

上記写真が青のルートです。道も整備され歩きやすいですし、登りも緩いです。但し天文台到着まで永遠と登りが続きますのでそれなりの覚悟が必要です。

これは天文台お隣のプラネタリウムです。ロンドンで唯一のプラネタリムなので結構人気でした。

歴 史

15世紀より始まった大航海時代より、船のナビゲーションは国家繁栄の大切な技術として西ヨーロッパ諸国は研究を重ねていきました。大英帝国もインドなどのアジア諸国の植民地化や、1607年に建設したアメリカ大陸の最初の植民地ジェームズタウンがあり、正確な航海はもっとも必要な技術だと考えていました。

そこで、当時の大英帝国国王”チャールズ二世”は航海に必要な天文を研究するため、王立天文台をグリニッジに建設しました。なぜグリニッジなのかは調べても分かりませんでしたが、ロンドンは比較的平坦で、周囲に山は無かったので、国有地の地域で一番小高い丘に建設を命じたのではないかと想像します。確かに行ってみると、テムズ川の全容が見下ろせ、ロンドンが一望できる場所でした。

初代天文台長は、日食予測を成功させた功績を買われて”ジョン・フラムスティード”が就任しました。現在の見学施設は「フラムステドハウス」と呼ばれるのは初代天文台長が居住していたことからそう呼ばれています。2代目天文台長は、ハレー彗星の発見で有名な”エドモンド・ハレー”。

現在、天文台の実質的な観測事業は他の場所に移転され、ここグリニッジ天文台は博物館として一般公開されております。

  • 1675年 王立天文台が設立されました。
  • 1833年 天文台屋上に設置された、タイムボールを落とすことによる時報が開始される。
  • 1851年 グリニッジ子午線制定
  • 1884年 国際子午線会議で、経度0度に対応するグリニッジ子午線を世界の公式な本初子午線とすることが採択。
  • 1899年   新物理観測所(現在は南館)が完成。
  • 1924年 時報信号(グリニッジタイム)が王立天文台から放送開始。
  • 1948年 天文学者ロイヤル事務所がハーストモデウスに移転。
  • 1957年 王立天文台はハーストモデックスへの移転を完了し、ロイヤルグリニッジ天文台(RGO)となり、現在のグリニッジ天文台は、旧王立天文台と改名される。
  • 1990年 RGOはケンブリッジに移住。
  • 1998年 RGO閉鎖。現在のグリニッジ天文台は、グリニッジ王立天文台に戻され、国立海洋博物館の一部として営業。
  • 2011年 ROGを含むグリニッジ博物館は、総称してグリニッジ王立博物館になる。
 

タイムボール

19世紀にもなると船には時計が設置されており、港の船員が時計の針を合わせられるように、天文学者ロイヤルジョンポンドは、グリニッジ天文台にタイムボールを設置しました。このグリニッジ天文台屋上に設置された赤い球は、毎日午後1時(13:00)に正確落とされ、テムズ川に停泊した船員が目視したと言われています。また、高価な懐中時計を購入し、その時報で正確に修正された時計を見せる商売の、時間屋もいたと言われています。

タイムボールは現在でも運用されています。

グリニッジ天文台の時報!昔はこの方法で時刻を伝達していた。

展望博物館

グリニッジ王立天文台史跡の一部は、グリニッジ王立博物館として天文およびナビゲーションツールの博物館となっており、現在は天文台として利用しておりません。また新しいプラネタリウム施設として1600万ポンドかけて、2007年5月25日に新しい120席のピーター・ハリソン・プラネタリウムをオープンしました。 

フラムスティードハウス

入場すると直ぐに中庭がありますが、そこで無料の音声ガイドを受け取ることが出来ます。もちろん日本語の選択が可能です。

現在の展望博物館は初代天文台長ジョン・フラムスティードにちなんで、1720年頃にフラムスティード・ハウスと名付けられました。

博物館は、外観内装共に当時の建築様式を残し、史跡見学が可能です。時計に係る展示物があり機械すきにはたまらない工作物、機器が沢山展示されています。また、1893年に製作された当時最大の28インチ屈折望遠鏡も、当時のまま展示され見ごたえがあります。

このグリニッジ公園の頂上にある王立天文台は、教育的・歴史的に世界で最も重要な科学サイトの1つであり、時間の標準化方法、最初の望遠鏡の作成方法、科学の時代の変化について学ぶことができます。

そして偉大な科学者がどのように海と星を最初にマッピングし、本子午線がどの位置にあるのかを学ぶことが出来ます。

館内展示物は、地理や物理が好きな方は興味をもって見学できるのではないかと感じます。実際世界中からの観光客が時計の動きや考え方など興味を持って見学していました。

200年前の時計がきれいな保存状態で正確に動作しているのはちょっと感動ものです。

館内の見学が終了すると、出口には天文ショップがあります。ここには時計にちなんだ商品や、経度0°がデザインされた製品が沢山陳列してあり、ロンドン市内では見かけない、珍しい商品がいっぱいありました。ロンドンのありふれたお土産は欲しくない方は是非ここでグリニッジ土産を漁ってみてはいかがでしょうか。

子午線をまたぐ

グリニッジ王立天文台観光の一番人気はこの「経度0°をまたぐ」ではないでしょうか。

建物に”Prime meridian”と記載され、地上には真っすぐにステンレスのプレートが埋設されたこの「本子午線」経度0°は館内入場者全員が記念撮影を実施する場所ですね。。

写真の様に”Prime meridian”のプレート前が撮影場所で、順番待ちの行列が出来ています。

時間帯によっては行列が長くなる場合もあるようですが、皆さん規律を守って順番待ちしていましたよ。

地上のプレートには経度も記載されているので、自国の都市名前で記念撮影もしていました。

実はこの本子午線”Prime meridian”は近年ズレていることが判明したとか!実際の経度0°はここより100m程東にあり、”Prime meridian”プレートがある場所は”西経0度0分5.36秒”なんだとか。そもそもここを起点として地球の全周を分割して各地の経度を決めていったのですが、最初の場所がずれているとはいったいなんで?。どうもこのグリニッジ公園の丘にある重力が重く、観測時の光が屈折していたとか。。なんだか難しい話なのでこれ以上説明できませんが、興味のある方は学術誌『Journal of Geodesy』に掲載された研究論文を読んで見てください。

Why the Greenwich meridian moved
In 1884, the International Meridian Conference recommended that the prime meridian “to be employed as a common zero of longitude and standard of time-reckoning ...

建物の中にも”Prime meridian”のプレートがありますが、通路なので撮影にはお勧めしません。

世界遺産”海事都市グリニッジ”

ロンドン中心部からで少し離れたグリニッジの見どころは、王立天文台だけではありません。

それは1997年、”海事都市”として世界遺産にも登録されており、観光史跡も多数存在さいます。その中で有名なのがこのグリニッジ王立天文台正面から見える、旧王立海軍学校と国立海洋博物館です。共に館内見学は無料ですし、ネオクラシック様式と呼ばれる館内は見どころ満載です。

筆者お勧めはグリニッジマーケット”Greenwich Market”です。こじんまりとしていますが、人も多くなく落ち着いてショッピングが楽しめました。ロンドンはマーケットが多いですが、マーケット好きの方は目的地をこのグリニッジマーケット”Greenwich Market”として、”海事都市”グリニッジを訪問してもいいくらいです。写真や動画が残っていないのが残念ですが、お勧めのyoutubeがありますので、紹介しておきます。

イギリスのマーケット(Greenwich Market)

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