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2019年12月以降発券(2019年12月1日~2020年1月31日)の燃油サーチャージを予想します。横這いかなと計算。

飛行機

 本日2019年10月1日より燃料サーチャージはゾーンDよりゾーンCが適用となり、値下がりしました。6月1日~9月30日発券分の燃料サーチャージが値上がり傾向だったので嬉しい値下がりとなりました。

2019年10月1日~11月30日に発券の燃油サーチャージを予想します。値下げかなと計算。
前回のブログで報告しました通り、本日2019年8月1日より発券の航空券燃料サーチャージはゾーンCよりゾーンD適用となり、値上がりしております。4月~5月発券分の燃料サーチャージが2~3月発券分より大幅に値下がり(ゾーンE→B)しただけに6月

さて気になる今後の燃料サーチャージ価格動向について推測していきたいと思います。

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燃油サーチャージとは

原油価格の変動による航空機燃料代が、航空会社の企業努力で吸収しきれない事を理由に燃料代の一部を、乗客が負担する追加運賃のことです。1997年に IATA(国際航空運送協会)が、燃油サーチャージ制度を決議してから、燃油代の一部を乗客が負担するようになっています。燃油サーチャージは改定時点における、直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均価格と同期間の為替レートの平均を掛け合わせた価格が1バレル6,000円を下回った場合、徴収されないことになっています。主要航空会社では、概ね金額改定が年6回、2ヵ月ごとに改定されている状況です。

算出期間と発券期間は以下の通りとなります。

発券日 適用額発表時期 平均値算出対象期間
4月~5月 2月中旬~下旬頃 12月~1月の2ヶ月平均値
6月~7月 4月中旬~下旬頃 2月~3月の2ヶ月平均値
8月~9月 6月中旬~下旬頃 4月~5月の2ヶ月平均値
10月~11月 8月中旬~下旬頃 6月~7月の2ヶ月平均値
12月~1月 10月中旬~下旬頃 8月~9月の2ヶ月平均値
2月~3月 12月中旬~下旬頃 10月~11月の2ヶ月平均値

燃油サーチャージの金額はシンガポールケロシン市場価格をもとに算出されます。同じ行き先でも航空会社や発着日によって金額が異なります。また、燃油サーチャージを徴収しない航空会社もあります。

気になるシンガポールケロシンの価格ですがおおむね原油価格の$20増しが相場です。詳細は北辰物産株式会社から「(一般用) シンガポールケロシン日足チャート(FOB)」をクリックして見て下さい。

2019年10~11月発券分燃油サーチャージ値下げ幅

下記が国内航空会社であるANA及びJALの10~11月発券分、行先別国際線航空券燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)表です。8月~9月発券分より値下がりしおります。

海外航空会社も燃油サーチャージを設定している会社は同じような金額です。
燃油サーチャージを設定していない航空会社はシンガポール航空とカタール航空でした。
燃油サーチャージを安く設定している会社はエミレーツ航空とエティハド航空でした。
但し、燃油サーチャージが無かったり、安かったりしても航空券価格が安いとは限りませんのでグーグルフライトスカイスキャナーで検索してみる必要がありますね!

路線 8月1日~9月30日発券分
(片道)
10月1日~11月30日発券分
(片道)
日本=韓国 1,000円 500
日本=東アジア(韓国を除く) 3,500円 2,500
日本=ベトナム・グアム・サイパン・フィリピン 4,000円 3,000
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 6,500円 4,500
日本=ハワイ・インド・インドネシア 8,500円 6,000
日本=欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア 14,000円 10,500

LCCは各航空会社によって燃油サーチャージの設定が異なります。設定している会社もあればしていない会社もあります。金額もまちまちです。

2019年12月~2020年1月発券分燃油サーチャージ傾向について

前記の通り燃油サーチャージは改定時点における、直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均価格と同期間の為替レートの平均で決定します。
8月前半から9月中頃までは値下がり傾向だったのですが、9月14日にサウジアラビア原油施設へのドローン攻撃で、翌週の9月16日原油先物相場が一気に値上がりしました。その後高値のまま落ち着いた価格となっていますが、そのせいでシンガポールケロシンも大幅上昇となっています。

毎日の終値から2019年8月~9月のシンガポールケロシン先物価格は平均約$76.21と計算しました。

これに同時期の平均為替レート約\106.84をかけると約\8,142-程度ではないかと予想します。よって2019年12月~2020年1月発券分燃油サーチャージは前月より据え置きのゾーンCが適用になるのではないかと考えています。但し、航空会社の計算方法は購入先のシンガポールケロシン先物価格を公表していないため、筆者が調べたシンガポールケロシン価格とは誤差が生じている可能性があります。

計算値も\8,142-と微妙な価格でして、航空会社のシンガポールケロシン調達価格は、\8,000-を割り込んでいれば、ゾーンB値下げもあり得るかもしれません。
詳しくは10月下旬に航空会社より発表される価格をお待ちください。

起きてしまったことは仕方ありませんが、サウジアラビア原油施設へのドローン攻撃が無ければゾーンBへの値下げが確実だっただけに残念です。

燃油サーチャージ適用条件表

  ゾーン A ゾーン B ゾーン C ゾーン D ゾーン E
  6,000円以上 7,000円以上 8,000円以上 9,000円以上 10,000円以上
  7,000円未満 8,000円未満 9,000円未満 10,000円未満 11,000円未満
日本-韓国・極東ロシア 200円 300円 500円 1,000円 1,500円
日本-東アジア(除く韓国) 500円 1,500円 2,500円 3,500円 4,500円
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア 1,000円 2,000円 3,000円 4,000円 5,000円
日本-タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア 1,500円 3,000円 4,500円 6,500円 8,500円
日本-インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 2,000円 4,000円 6,000円 8,500円 11,000円
日本-北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 3,500円 7,000円 10,500円 14,000円 17,500円

上記燃油サーチャージ適用条件表のとおり9月30日までの発券はゾーンC、12月1日~1月31日までの発券は据え置きのゾーンCが適用されるのではないかとみています。

今回は据え置きなので発券時期を迷う必要はなさそうです。

次回は2020年2月1日~3月31日発券分の燃料サーチャージについて報告してみたいと思います。

ではでは、旅行計画の参考になれば幸いです。   つづく~~~

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