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メモリ増設(+16GB)で動画編集速度はどれくらい上がるのか、Insta360 Studio 2019で試してみました。

周辺機器

前回のブログでお伝えした「新規グラフィックスカード(ASUSTEK PH-GTX1660-O6G)の取付けで動画編集速度はどれくらい上がるのか、Insta360 Studio 2019で試してみました。」ではInsta360 Studio 2019を使用して、約2分30秒(容量2.2GB)の360°動画の張り合わせ編集が、18分のところASUSTEK PH-GTX1660-O6Gの取付け後は、10分と性能向上したところをご報告いたしましたが、今回はメモリの増設でどの程度の効果があったのか報告したいと思います。

新規グラフィックスカード(ASUSTEK PH-GTX1660-O6G)の取付けで動画編集速度はどれくらい上がるのか、Insta360 Studio 2019で試してみました。
1年前に360°カメラのInsta360ONEX購入してから、デスクトップPCのグラフィック性能に不満が出ていたんですよ。Insta360ONEXは2個ある前後のカメラで撮影し、同時の2つのファイルを保存します。そのファイルをPCに保存して
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自作パソコンスペック

現在のPC性能を記述いたします。このパソコンを組み込んだのは5年前になり、最新のスペックでは無く、動画編集をするようになってグラフィックカードを最近追加した仕様です。

MB:ASUS H97-Pro
CPU:Intel Core i7 -4790@3.6GHz
RAM:16GB
GPUASUSTEK PH-GTX1660-O6G
OS:Windows 10 64bit

上記仕様でベンチマークテストの「3Dmark」で、DirectX 12 ベンチマークを行う「Time Spy」でテストしてみた結果が、”5211″でGTX1660では標準的な数値です。

グラフィックカード取付け前は動画1分あたりの編集に6分かかり、1時間の映像なら6時間かかっています。ASUSTEK PH-GTX1660-O6G取付け後は、動画1分あたりの編集が4分弱になっています。その後PowerDirectorでの360°のままの動画編集や2D:4Kへの編集等でMP4出力するのにも動画1分あたりの編集に3分30秒ますので、単純計算で1時間の動画に3時間30分かかります。グラフィックカードを取り付けても大幅な編集能力向上とならないので、だんだんInsta360 ONE Xの編集が邪魔くさく感じてきております。かといって、メモリーを増設してもそれほど期待できないですが、物は試しで良くない結果がでても、もやもやした気持ちがすっきりするのではないかと思い、メモリー追加を決意しました。

購入したメモリ

購入したメモリは台湾製のRAMMAX社 RM-LD1333-D16GB (8GBx2枚=16GB)DDR3 1333(PC-10600)です。

石はSK hynix製で安い割に性能は安心できると思います。新型コロナウィルスの影響でPCパーツも値上がり気味でしたが、税送料込みで¥6,625-でした。

マザーボードの型式も古くDDR3しか対応していないため仕方ないですが、DDR4の方がブログ訪問してくださるかたの参考になりやすかったと思います。

メモリ取付け

このブログを訪問されるかたには不要だと思いますが、とりあえずが画像付きで報告します。

デスクトップパソコンのサイドパネルを開放すると、ほとんどのマザーボードではCPU周辺にメモリスロットルが配置されています。筆者のパソコンはこれがちょっとやっかいで、画像の通りメモリスロットルにかかるようにCPUクーラのヒートシンクがかぶさっています。

普通ならメモリを上から嵌め込んで増設完了となるところ、CPUクーラを取外さなければなりませんでした。一旦ヒートシンクを外すと、CPUとヒートシンクの間にグリスを塗る必要があり、「さて?グリスどこにしまったっけ?」となってしまうんですよね。。。。

時間をかけて探してやっと見つけたのですが、これが見つからなかった場合、近くのPCパーツショップに買い出しに出かけなければならないところでした。

後はヒートシンクを一旦取り外し、メモリーを”カチッ”と取り付けてグリスをぬりぬり、ヒートシンクを取り付けて完了となりました。メデタシメデタシ!!

Insta360 Studio 2019 編集速度結果

筆者の興味はゲーミング性能よりも動画編集能力はどの程度なのか? Insta360 Studio 2019を使用した場合どの程度の効果があるのかです。そこでInsta360 Studio 2019を利用して、Insta 360 ONE Xで撮影した360°映像をメモリー増設したPCで貼り合わせ編集をしてみました。

手元にサンプルとしてInsta360 ONE Xで2分30秒の映像(片側映像1GBで張り合わせ後2.2GBとなる)を撮影しておきました。グラフィックカード取付け前の張り合わせ編集時間は約2分30秒(容量2.2GB)の360°動画の張り合わせ編集が、18分のところASUSTEK PH-GTX1660-O6Gの取付け後は、10分と性能向上したのですが、メモリー増設による効果は全くありませんでした。
              ( ノД`)シクシク…

元々メモリ16GB時でもInsta360 Studio 2019編集時はメモリにかかる負荷に余裕があったので、結果は想像はしていたのですが、想像通り編集時間短縮にはなりませんでした。

こちらのスクリーンショットが32GBに増設した後ですが、メモリ使用量はほとんど変わりませんでした。

メモリの役割としては作業領域の確保なので、多くなればマルチタスクに対応しやすくなる性能になるだけなので、グラフィック性能の向上には全く関係が無いですね。。。

 

結論としては、メモリの増設ではInsta360 Studio 2019の映像編集時間は短縮出来ない。ともあれ、あれこれ対策して増設できるパーツは増設した納得の結果なので気分はスッキリしています。残念ながら次回のパソコン更新までこのまま我慢するしかないみたいです。

以上の結果ですが、Insta360 ONE Xの編集でお悩みの方に参考になれば幸いです。

 

コメント

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