
上記ブログ記載の理由でセサミ4の購入に至りましたが、今回は実際に設置から設定までちょっと苦労した点も合わせて報告してい見たいと思います。
設置
今回購入したセサミ4はこちらの本体(\4 ,980-)、WiFiモジュール(\2,980-)、NFCタグシール(\650-)に消費税と送料(\980-)がかかり合計\10,451-と他機種に比べて半額位の価格でした。
本体は高さ調整アダプタが付属しており、我が家のドアシリンダーは美和85PAでしてサムターンの位置が扉面より35mm出っ張てるので調整アダプタを一番高い位置にするとちょうどよい高さになりました。また、過去のレビューで見た両面テープが剥がれ落っこちてきたとのクレームが多いのか、本体貼付けとは別に両面テープが2枚付属していました、これは朗報です。夏になるとドアの温度が高くなり接着が緩くなるみたいなので、一年を通して要観察ですね。
さて取付けはいたって簡単で、高さを合わせ両面テープを張り付けて、回転部をサムターンに嵌め込んで押し付けるだけです。サムターン回転部はかなりの遊びがあり、取付けでテンションがかかり、モータに負荷がかかることは無いようになっています。話が前後しましたが、取説では先にバッテリケースを開けて、乾電池に挟まっているテープをはがすと記載がありますね。どちらが先でも問題無いと考えています。
取説も入っており、下記の様にwebサイトでは各ドアシリンダー毎に詳細が記載されており、日本で発売されている機種ならほぼ確認可能だと考えます。
アプリ設定
取付けが完了したらアプリの設定です。Google Play またはApp StoreからSesameOS2である「セサミ、ひらけゴマ」アプリをインストールして起動します。bluetoothをON設定し、下記画像の「新規デバイス」をクリックします。
すると下記画像の通り、セサミ4を認識するのでクリックします。
表示された「セサミ」をクリックすると下記の回転位置を調節する画面になります。
デフォルト設定では縦取付けを想定しており、我が家は横取付けなのでこのままでは利用できません。手動で開錠位置にすると下記の通り、表示も縦位置になります。
この状態で、「開錠の位置を固定する」をクリックします。続いて手動で施錠すると表示も横位置に変化するので、「施錠の位置を固定する」をクリックすれば位置の設定完了です。
戻る操作で下記画像になり、bluetooth接続ではこの状態で利用できるのですが、快適に利用する為に今度は詳細設定を行います。
設定した名前をクリックすると、開閉履歴が表示されます。
上記履歴画像赤丸部分をクリックすると、詳細設定画面に切り替わります。
筆者はご覧の通り全て「ON」として手ぶら開錠は利用しない設定にしています。ウィジェットをオンにすると下記画像の通り、設定画面にウィジェットが表示され、アプリの立ち上げが不要となり快適です。また開錠するにもロック解除する必要もなくなり、手間なく開錠可能となり大変便利です(スマートフォンのOSバージョンによっては利用できないかもしれません)。
また、設定画面を表示させた状態で、NFCタグをスマートフォンに読み込ませるだけで、NFCタグの登録も完了です。非常に簡単で細かい設定もありません。
以上で、我が家のセサミ4設定は完了です。しばらく利用してみて徐々に修正して、一番最適な利用方法に設定しようかと考えています。
WI-FIモジュール設定
続いてwi-fiモジュールの設定を行います。自宅のwi-fiルータとセサミ4の中間に設置するのが理想ですが、なるべくセサミ4近傍のコンセントにUSB-A電源を設置し、WI-FIモジュールを差し込みます。本体の設定と同じ画面で「新規デバイス」をクリックするとWI-FIモジュールが認識されるので、選択すると設定画面に切り替わります。
自宅のWI-FI SSIDを選択してパスワードを入力すれば設定完了です。そして「セサミを追加」でWI-FIモジュールに接続するセサミを選択して追加完了となります。1回設定してしまえば今後何もする必要はないでしょうね。
スマートスピーカー設定
セサミ4のWi-Fiモジュールが接続されていると、スマートスピーカーを利用して音声コントロール可能です。我が家にはAlexa(アレクサ)とGoogle Home(nest)グーグルホーム(ネスト)がありますので両方で設定してみました。
下記公式ページに設定方法が記載されていますので説明を割愛します。
Alexa(アレクサ)の設定

Google Home(nest)の設定

スマートスピーカーからの施錠は「ドアを閉めて」と発音すればすぐに施錠となりますが、開錠命令の「ドアを開けて」と発音すると「ドアの確認コードは何ですか?」と返信がありAlexa(アレクサ)の場合予め設定したPINコードを発音します。しかしGoogle Home(nest)には設定が無いので適当に「0000」と発音します。ちょっと邪魔くさいですね。
Google Home(nest)が利用できると言うことはAndroid OSのスマートフォン及びスマートウォッチの音声コントロールシステムのGoogle Assistant(アシスタント)が利用できることになります。
Apple Watchは専用のアプリがあるので、Apple Watchから開錠操作が可能ですが、Androidのスマートウォッチにはアプリがありません。しかしGoogle Home(nest)の設定を行うと、Google Assistant(アシスタント)を利用してAndroid OSスマートウォッチから開錠が可能になるのです。これが最大の利用価値だと考えていまして、筆者は先週発売されたPixel Watchを購入したので、スマートフォンも取り出さずにスマートウォッチで開錠する方法が一番便利だと感じています。
使用感
動作速度
セサミ4の我が家での動作速度はアプリ操作とタイムラグ無しで動作します。
スマートフォンのウィジェットはロック解除の必要が無い為実行動作時間はタイムラグ無しです。しかし、WI-FI接続時のロック解除していない状態で操作しても、開錠の表示が直ぐに帰ってこないのです。すなわち操作したのに「あれ?」っと思ってもう一度開錠操作をしてしまって、今度は施錠となるのでした。今は慣れてしまったので、開錠の返信通知が来なくてもストレスはありません。ドア近傍のbluethooth接続では、スマートフォンのロック画面上での開錠操作でも開錠の返信通知は表示されるのでこの方法が一番安心ですけどね。
スマートスピーカーからの操作時はタイムラグ無しなのですが、音声操作が5秒程度かかります。スマートフォン及びスマートウォッチを利用したGoogle Assistant(アシスタント)での開錠操作は前記の通りですが、外での操作なので小声でしゃべると数字の変換をうまくしてくれない場合があり厄介です「例:23の発音を日産と表示される」。筆者はエレベータ内でのPixel Watchでの操作なので認識率は高いですが、たまにエラーが起るのでちょっとストレスです。この点はまだまだ改善の余地がありそうです。
NFCタグからの操作は想定していたほど快適ではありませんでした。購入時は”ポケットからスマホを取り出してNFCタグにかざすだけ”と想像していたのですが、実際はスマートフォンのロックを解除する必要があり、Suicaみたいに反応も早くありません。これは使えないかなと言う感じです。ですから、本来なら玄関に張り付ける予定でしたがNFCタグは引出し入りとなってしまいました。
それもこれもウィジェット操作が早くて、簡単なのでNFCタグはちょっと残念な結果となってしまいました。
以上が我が家の設定から使用レビューです。皆様のスマートロック導入の参考になれば幸いです。
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