2024年9月26日 英国最新ニュース
英国のイングランドとウェールズ全域で今後更なる大雨が予想される。
英国気象庁は、昨日までに数日にわたる雷雨と豪雨によりイングランド中部と南部の一部で洪水が発生した。それを受け、明日木曜日と金曜日に大雨に対する新たな気象警報を発令した。
北西部とウェスト・ミッドランズの一部を除くイングランドの大部分とウェールズの大部分に大雨警報が発令されている。
環境庁はイングランド全土に27の洪水警報と60の洪水注意報を発令している。
先週末から月曜日にかけての大雨により、家屋や事業所が浸水し、道路や田畑が水没し、鉄道が運休したり遅延したりし、河川が氾濫し、ロンドンでは陥没穴ができてサッカースタジアムが閉鎖された。大雨は洪水や交通機関の乱れにつながる可能性がある。
BBCウェザー・プレゼンターによると、雨はここ数日ほどの大雨にはならないだろうが、水位がすでに高い場所があるため、洪水につながる可能性があるという。
今後1週間に発令される警報は以下の通り:
イングランド南部、ウェールズ南部、ミッドランド地方の一部で、木曜日10:00 BST以降に発令される。
イングランド南部およびウェールズ南部では、金曜日も10:00 BSTまで警報が継続される。
イングランド北部のペナイン山脈以東およびイングランド北東部には、木曜日10:00BSTから真夜中まで、別の警報が発令される。
ペナイン山脈とノースヨークムーアズ周辺では最大100ミリの雨が降る可能性があり、これは約1ヶ月分の降雨量に相当する。
金曜日には雨は上がり、週末は乾燥する予報だが、気温はこの時期の平均を下回る見込み。
今週は、国内のいくつかの地域で雨と洪水が続いた。
火曜日の夕方、ノーザンプトンのホリデー・パークでは、近くの川が決壊し、キャラバンが水に囲まれたままとなったため、救急隊が43人を救出した。
バッキンガムシャー、ノーサンプトンシャー、ウォリックシャーを含む地域は、月曜日に最も被害が大きかったと気象庁は発表した。
週末から月曜日にかけて、数時間のうちに1ヶ月分以上の雨が降ったところもある。
ロンドン南部のサッカーチームAFCウィンブルドンは、近くのワンドル川の堤防が決壊し、ピッチが「大きな被害」を受けたと発表した。
ヨーロッパではドナウ川の洪水、氾濫によりドイツより東の旧東欧王諸国が甚大な水害が発生しています。
日本でも先日能登半島で大雨によるに甚大な水害が発生しました。今世界中20世紀と比較して異常な気候変動が発生して干ばつや水害による被害が多数発生しています。
今後も何年間にわたりこのような被害が発生すると予想されています。地球温暖化だから脱カーボンだけがマスコミによって取り上げられていますが、こうなってしまったのですから、温暖化を抑止するだけでなくて予防を推奨するのが筋ではないでしょうか。被害が発生することを前提に政府は予算を組んで対策を練るべきだと考えます。
コメント