第一弾の「日中戦争開戦」冒頭のストーリはトムクランシーの米中開戦のパクリですが、現状のニュースを織り込んだ内容をプロンプトさせると、”意外と読める”内容で良くできていました。
内容も詳しく、こちらの意図した内容を網羅していて、表現もよかったです。現実には難しいと思われるハイテクを登場させましたが、うまく表現できていたと思います。
今度は登場人物が同じで、第二弾として小説を執筆してもらいました。題名は「日朝戦争開戦」として独裁国家の北朝鮮人民共和国と日本の戦いです。今回は、第1章のプロンプトを出して、出力された内容を読んでから第2章のプロンプトを出すという方法で出力させてみました。
以下がプロンプトの内容で、最後のほうはChatGPTに任せる方法でプロンプトを少なくしてみました。次ページ以降に小説をアップロードしていますのでよかったら目を通してみてください。文章の表現が良くなかなか読める内容だと思います。小説として出版する内容ではないですが、もっと細かく指示してブラッシュアップしていけば、4巻つづりの小説として出版できる内容に仕上がるのではないかと感じています。
第1章
2005年某日、日が落ち夕食を食べ終わった一組の20代カップルが福井県小浜市の小浜湾が一望できる小浜公園 海望山 展望台に来て、車の中で将来を語り合っていた。そこに闇夜に潜む黒ずくめの屈強な男が4人、山の斜面に潜んでひそひそと打ち合わせを行っていた。その男たちは車中のカップルを不意に襲い、縛って用意した袋に詰めて、斜面を駆け下りて砂浜に到達すると、用意した手漕ぎ船にのせて沖合で待っている、小型潜水艦へ乗せて連れ去っていった。小型潜水艦は、海岸から遠く離れた若狭湾に停泊した中型の漁船に到着し、拉致したカップルを乗せ換え北朝鮮へと向かっていった。
第2章
2015年某日、大韓航空858便はイラク・バグダードのサダム国際空港を出発し、アラブ首長国連邦・アブダビのアブダビ国際空港、タイ・バンコクのバンコク国際空港を経由し、韓国・ソウルの金浦国際空港に向かう予定であった。乗員は11名、乗客は104名であり、乗客のほとんどが中近東への出稼ぎから帰国する韓国人労働者であった。日本人親子に扮した北朝鮮工作員の60歳の金勝一と25歳の金賢姫は搭乗手続きをすませ時限爆弾(時限が来て30000ftの機内気圧が判別できるセンサーがトリガーとなる)を積み込んだスーツケースは預入済みである。そして大韓航空858便には搭乗するが、アブダビで降機して、別に用意したバーレーン行航空便に搭乗した。大韓航空858便はインド洋上空で爆発して乗員乗客は帰らぬ人となった。
バーレーンで入国しようとした金勝一と金賢姫は偽造パスポートを疑われ空港で拘束される。拘束中に大韓航空858便は墜落し、アブダビで降機した金勝一と金賢姫が疑われる事となったため、事前に用意した青酸カリを飲み金勝一は直ぐに倒れたが、金賢姫は飲み込もうとしたところ空港職員に阻止され生き残ることとなる。身柄は大韓民国へ引き継がれ事件の真相が明らかになる。1年後北朝鮮人民軍の洗脳から解かれた金賢姫は日本から拉致された多数の人がいることを話すようになる。
第3章
現在 8年前に北朝鮮人民軍工作員が日本人を拉致していることが明らかになってから政府は関係各国と連絡を取りながら拉致された日本人の実態を調査し、北朝鮮から中国経由で大韓民国に亡命してきた人からの証言などから人数、時期、名前が明らかになってきた。日本政府は拉致家族会および国民からの要望で一刻も早く救出をするように働きかけるよう外交努力と経済制裁を行っており、JSIAのメンバーも政府の指示でアメリカや韓国の諜報機関と連携し諜報活動を行っている。おりしも北朝鮮最高指導者”金一平”(kim ipyu)は経済制裁により困窮した中で、より一層独裁制を強め、核兵器保有こそが外交政策だとして、核開発を進めていた。
第4章
アメリカ合衆国大統領選挙で、強権的な自国主義の言動で当選した”ハナフダ(hanafuda)”大統領が誕生した。北朝鮮の金一平は常にアメリカ大統領を批判しているが、ハナフダ大統領就任直後にも同じように批判した。しかし強権的なハナフダ大統領の逆鱗に触れ、核開発をやめないと核施設を攻撃すると煽り始めた。中東事情が収まりかけてきた中で、CIAは自分たちの出番が増えると考え、大統領のあおりをもっと強調するようにけしかけた。以前から北朝鮮の動向を調査していたJSIAはCIAと連携し、核開発状況について協力し併せて、日本人拉致奪還の相談を行っていた。
第5章
北朝鮮の金一平より一層核開発を進める決断をし、核兵器とわせてミサイルの開発を進め、グアムまで飛行できるミサイル発射を成功させてしまう。怒ったハナフダ大統領は、日本海に空母打撃軍を展開することとなる。北朝鮮はそれに対応するため、中国側の国境警備が手薄になり、北朝鮮亡命者の手引きをもらい、北朝鮮に潜入することに成功する。
第6章
混乱する北朝鮮政府をしりめにJSIAの潜入チーム(イッチ、マッチョ、ムネ、ソー)は北朝鮮奥地へ深く進み、拉致被害者収容施設に関する情報を探ろうとする。しかし、金一平が軍に厳戒態勢を布かせ始め、国境周辺の警戒も徐々に再強化される。
北朝鮮人民軍将軍の”張光日(チャンコウイ)”は金一平に従順に仕えているように見えるが、実は過去20年の間に沢山の粛清による処刑を見ているため、機会があれば金一平を倒そうと考えていた。ハナフダ大統領が空母打撃軍を展開したので、絶対に勝てないのはわかっているが、金一平にけしかけてアメリカ軍と戦うようにけしかけていた。アメリカ空母と北朝鮮沿岸軍の対峙が激化し、一触即発の空気が漂う。張光日は信頼のおける部下に秘密裏に日本へ北朝鮮の動向を送ろうと日本向けラジオ放送に暗号を入れて放送していた。ノブはそれを察知して北朝鮮の動向を潜入チームに送信し、張光日と秘密裏に会話することに成功する。その中で拉致被害者の所在を聞き出し、金一平を倒すようCIAに連絡を入れるようにしている。
第7章
北朝鮮はアメリカが本気なのか確かめるために日本近海にミサイルを発射した。イージス艦によって迎撃されたが日本の総理は弱腰で本土に被害がないとして動かない。ハナフダ大統領は日本の総理を相手にせず空母打撃軍で総攻撃の指令を出す。北朝鮮日本海側の沿岸地域に軍隊を総動員した中で平壌市ンの護衛がゆるくなり、JSIAのメンバーは拉致された日本人が居住している軍内部にある集合住宅に潜入することができた。
第8章
張光日は拉致された日本人が逃げたことを龍城官邸にいる金一平に報告し、手薄になった警備で追いかける人手がないと申し出る。龍城官邸の警護軍を逃げている日本人の追跡隊に貸してほしいと訴え龍城官邸の警備を手薄にすることに成功。JSIAのメンバーは移動したが軍にみつかって窮地に陥ったと思ったが、それは張光日であった。JSIAメンバーは張光日と一緒にクーデターに参加する。拉致された日本人は張光日部下の手引きで中国国境まで移動でき無事渡河して丹東市の日本総領事館に駆け込むことに成功。
第9章
JSIAメンバー、張光日軍一行は壮絶な戦いの元、金一平の暗殺に成功する。指揮官不在の北朝鮮軍は状況がつかめず全く動けない状態が続いていた。そして、アメリカ海軍の威嚇で沿岸からパニック状態で逃げていく北朝鮮軍。ここで日朝戦争は終結する。
第10章拉致された日本人は日本に帰ることとなり、年老いた家族と再会して喜びを分かち合った。しかし、JSIAメンバーは表に出ることもなく、その光景を安どの表情で眺めていた。その後の北朝鮮。張光日は軍事政権として安定した国内状況を作り、大統領選挙を行うこととした。大韓民国とも協調をとり10年後に北朝鮮と大韓民国は統一され、朝鮮民国として国連に申請を行った。
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